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2023年 メイバンク選手権
期間:10/26〜10/29 場所:クアラルンプールG&CC(マレーシア)

古江彩佳は暑さにマケズ練習ざんまい 連日雷雨に「大会が終わること祈って」

◇米国女子◇メイバンク選手権 事前(25日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6246yd(パー71)

「暑い!」と時々氷を体に当てながら、古江彩佳はプロアマを終えて練習場に直行した。前日火曜日(24日)も、正午過ぎから雷雨が来た。いつ練習が中断されるか分からない状況で、1分でも多く練習がしたかった。

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前週「BMW女子選手権」は、途中パッティングに苦戦しながらも最終日に「67」と追い上げ、一時は首位と3打差に迫った。この日はショット練習を終えてパッティングも入念にチェック。グリーンの面積が広く、芝目もそこまで強くなかったという前週とは異なり、今週は「芝目もあるし、芽の方向によって重さが全然違うから難しい。いっぱい練習しないと」と警戒。同じカップに向けて四方から球を転がし、ラインとタッチを確認する練習が続いた。

突発的な雷雨が予想されるマレーシアでは、スコアの予想もままならならない。それでも「1日アンダーは出していかないと、優勝は見えてこない。そこは目指さないと」と頂点を追う気持ちははっきりしている。

「大体は(感覚が)つかめたかなと」と、練習を終えたのは1時間半後。遅い昼食のためにクラブハウスに戻ってから、1時間も経たないうちに雷雨接近のためサイレンが鳴った。

10位で終えた前週は、米ツアーで6試合ぶりのトップ10。「続けていかなきゃいけない」といい流れを切らさないよう、開幕を前に気を引き締めた。本戦中も天候に不安が残るが、できる準備はやってきた。「大会が終わることを祈って」と完走を祈り、開幕を待つ。(マレーシア・クアラルンプール/谷口愛純)

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