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2023年 CP女子オープン
期間:08/24〜08/27 場所:ショーネシーG&CC(カナダ)

居残り成果のチップイン締め 渋野日向子「一番ショットが良かった」

◇米国女子◇CP女子オープン 最終日(27日)◇ショーネシーG&CC (カナダ)◇6709yd(パー72)

手前31yd、左5ydの左奥サイドにカップが切られた最終18番。渋野日向子は逆目の芝が生えるグリーン奥ラフからの3打目を58度のウェッジで鮮やかにチップインさせた。

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「きのうのラウンド後に(キャディの)JB(ジョン・ベネット)が簡単に寄せられるように教えてくれて。フェースを開いて打っていたけど、めっちゃ閉じて。練習していたウェッジショットが入ってくれて良かった」。居残り練習の成果のバーディ締めに思わず笑顔を見せた。

5オーバー53位からスタートした最終日は出だしから積極的にピンを狙って行き、2番でバーディが先行した。8番(パー3)でボギーを喫するも、3日間連続でボギーを喫していた9番は11mのロングパットを入れてバーディを奪った。「(初日から)ボギー、ボギー、ボギーできていたので最後は頑張ろう、パーで終わろうと思っていたけど」とはにかんだ。

最終日を5バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「72」で回り、通算5オーバー50位。首位発進して16位で終えた2試合前の「スコットランド女子オープン」を振り返るように、「最近は2日目までショットは良いけど、徐々に崩れていくというのが多くて。スコアに関しては何も言えないけど最終日のきょうが一番ショットが良かったのは大きいかな」と4日間を総括した。

これまでは左に向いて右に打ち出すように打っていたショット。しかし、今週はターゲットに対して真っすぐに構えてストレートに近いドロー弾道で打つことも増えてきた。

「自分がピンに対してどういう向きだったら振りやすいのか、こういう球が出やすいというのをちょっとずつ把握、理解できてきた」。左手のけがと付き合いながら、スイングの修正に取り組んでいる。

「難しいコンディションではありましたけど、チャンスにつけられるのが多かったのを考えると先月(7月)と比べて前向きに捉えられるかな」。次週の「ポートランドクラシック」(オレゴン州/コロンビア・エッジウォーターCC)へ好材料となりそうだ。(カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー/石井操)

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