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2023年 AIG女子オープン(全英女子)
期間:08/10〜08/13 場所:ウォルトンヒース オールドコース(イングランド)

メジャー4戦予選落ちにあふれた涙 馬場咲希「悩むことが多くて…」

◇海外女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 2日目(11日)◇ウォルトンヒースGC (イングランド)◇6881yd(パー72)

「全米女子アマ」覇者として出場した海外メジャー4試合を振り返った時、アマチュアの馬場咲希(東京・代々木高)の目から涙があふれた。「(4月の)シェブロン選手権からショットが良くないことが続いていたので、あそこから結構…」と言った後が続かない。「悩むことが多くて…」。気丈に絞り出す姿が、アマ世界一の看板を背負って必死に戦ってきた重圧を物語った。

初日4オーバー114位と出遅れ、この日も2番でボギーが先行した。唯一のバーディとなった6番(パー5)は2打で花道まで豪快に運んでから、繊細な一打を見せた。いつもなら58度のウェッジを使うシチュエーションで、あえて54度を抜いて転がし、奥のピンにしっかりと絡めた。「新しいことをやって、うまくいったので良かった」。少しだけ笑った。

後半はティショットが乱れ、ボギーが重なった。11番(パー5)はヘザーの群生地から脱出に2打を要してボギー。13番からも2ホール連続でスコアを落とした。後続に5打差をつけて首位を独走するアリー・ユーイングと予選同組で、通算8オーバー119位に沈んだ。「なんか、全然違うなって」。曲がらないショットと勝負強いパッティングでバーディを量産するトーナメントリーダーがうらやましい。

今季出場したメジャーはいずれも決勝ラウンドに進めなかった。試行錯誤が続いたショット面は「感覚は結構、前よりも良くなってきている」と話し、練習段階では手応えも感じられる状態になってきたという。ただ、「試合になると変わっちゃう。あんまり報われない感じです」。特に7月の全米女子オープン以降は練習と試合とのギャップがもどかしかった。

日本に帰国し、2週後の「ニトリレディス」(24日~/北海道・小樽CC)に出場する予定だ。全てが貴重な経験となる18歳。涙を糧に、もっともっと強くなる。(イングランド・サリー/亀山泰宏)

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