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“曖昧”なスイングから覚悟の決め打ち 西郷真央はガッツパーも連発

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 初日(6日)◇ペブルビーチGL (カリフォルニア州)◇6509yd(パー72)

出だし10番でボギーをたたいた西郷真央は、2ホール目からもピンチの連続だった。「最初の数ホールは『どうなるか…』という感じだった」。11番は4mほどを沈め、12番はチップイン、13番も4m近い距離をねじ込んでパーを並べた。

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我慢を重ねる中で気付いたことがあった。わずかな差で右ラフに入ってしまった13番。「曖昧なスイング、消極的なスイングだと、そういうもったいないミスになってしまう。しっかり“決め打ち”で振っていこう」と覚悟を固めた。続く14番(パー5)の1Wから手応え十分の一打が出たことで、気力もみなぎった。

「1回いいショットをしてから、ずっと納得いくショットを打ち続けられていた」。アンラッキーなボギーを喫しても、よりどころとなる安定したショットがあるから切り替えることができた。「アンダー出たら、すごくいい」と思っていた中での1アンダー13位発進に充実感もにじむ。

初日にしては予想よりシビアだったというピン位置に加え、日没が迫る終盤は寒さとも闘った。「あしたは午前中スタートで、コンディションは変わってくる。アジャストできるように頑張っていきたい」と表情を引き締めた。(カリフォルニア州ペブルビーチ/亀山泰宏)

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