畑岡、渋野、古江はメジャー覇者と予選同組/初日組み合わせ&スタート時刻
2023年 シェブロン選手権
期間:04/20〜04/23 場所:ザ・クラブatカールトン・ウッズ ジャック・ニクラス シグネチャーC(テキサス州)
「前に比べたらフラット」 畑岡奈紗がメジャーに向かう気持ちの変化
◇米国女子メジャー◇シェブロン選手権 事前(18日)◇ザ・クラブatカールストン・ウッズ ジャック・ニクラスシグネチャーC (テキサス州)◇6884yd(パー72)
畑岡奈紗が自身初のメジャータイトル獲得に挑む。コースは昨年までのミッションヒルズCC(カリフォルニア州)から変わり、ツアー初開催のザ・クラブatカールストン・ウッズが舞台。17日(月)に練習ラウンド18ホール、この日はプロアマで9ホールを回ってコースを確かめた。
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ボールが沈むグリーン周りの深いラフに加え、「細かい傾斜が多くて、馬の背になっているところが多い」というグリーンを警戒ポイントに挙げる。18ホール中9ホールで池が絡むコースは、手前や池方向に向かって傾斜がかかるグリーンが多い。この日はスタート前に、たびたび教わっているパッティングコーチのガレス・ラフルスキー氏と調整。コ・ジンヨン(韓国)やリディア・コー(ニュージーランド)らを指導してきたガレス氏に「ほかの選手よりも、たくさん質問しているみたい」(畑岡)と熱心に教えを請いながらショートゲームの調整に時間を割いた。
ガレス氏からは「いつもシンプルに考えたほうがいい」と言われている。ショートゲームだけではなく、今年はメジャーに対する考え方も例年よりシンプルになった。「メジャーだから特別なことをするのではなく、3日間いい準備をする。以前に比べたら全然(気持ちが)フラットだと思います」と話した。
米ツアー通算6勝を重ねながら、メジャータイトルとはまだ縁がない。2018年「KPMG女子PGA選手権」、21年「全米女子オープン」はプレーオフまで進んだが優勝に届かなかった。
新コースでの優勝スコアは13から14アンダーと予想する。「グリーンが今のところとまるので、うまくチャンスメイクできれば一日3つか4つ。まずはアンダーでスタートできれば」。意気込み過ぎることなく、メジャー開幕を冷静に見据えた。(テキサス州ザ・ウッドランズ/谷口愛純)