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渋野日向子はバーディ量産も「ズッコケた」終盤トリに悔い

◇米国女子◇ロッテ選手権 初日(12日)◇ホアカレイCC (ハワイ州)◇6303yd(パー72)

早朝から風が吹きつける難しいコンディションで、午前スタートから「69」。首位に迫ってホールアウトした渋野日向子だったが、後半の一打に悔いを残して最終グリーンを降りた。

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強風に惑わされることなく100%をキープしていたパーオン率が、15ホール目でついに止まった。後半6番の1打目を池に落としてトリプルボギー。リーダーボードのトップから渋野の名前が消えた。

「悔しい、すごく悔しい」。6番のドライバーショットは、打った瞬間「あ、終わった」という感覚どおり右サイドに広がる池に入った。ティイングエリアから打ち直した3打目はラフに入り、ミスの連鎖を招く。4打目はグリーンを外れ、5打目のアプローチもショートして6オン1パットのトリプルボギー。6アンダーで単独首位を走っていた中、この日初めてスコアを落とした。

6番に入るまで、ボギーなしの6バーディを奪って首位を快走。昨年2位に入った大会初日は、スタートから好調だった。10番で6mをねじ込みバーディ発進とし、14番、18番(パー5)と約3mのバーディチャンスにつけて決めきった。微妙な距離のパーパットも、カップにボールが消える前に歩き出す。「チャンスについたところをモノにできた。3mくらいの微妙な距離も入った」とグリーンでの感触も悪くなかった。

折り返しを挟んだ後半3番まで4連続バーディを奪い、6アンダーに伸ばして2位に2打差の単独トップ。リズムが崩れ始めたのは、5番(パー5)のティショットを右のバンカーに曲げたときだった。パーで終えたものの「かなりのミスショットだった」という感触が、続く6番の一打目まで響いた。「ひとホールでズッコケたので、結構ショック」。そこまでのショットが合格点だっただけに、5番からのミスが悔しかった。

それでも、首位に近い位置でラウンドを終える上々の滑り出し。「しっかり集中して4日間できるように頑張りたい」。午後スタートの2日目は、強まる風と硬さが増すグリーンとの厳しい戦いになる。(ハワイ州エワビーチ/谷口愛純)

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