パットに助けられた1日

◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド3日目（25日）◇サイアムCC（タイ）◇ 6576 yd（パー72）

前半13番（パー4）で、ティショットはしっかりフェアウェイを捉え「ナイスショット」の声が上がった。そこから1mに寄せてバーディを奪ったが、ティショットを放った瞬間は手を放して不安そうに行方を見守った。

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渋野日向子はボギーなしの1イーグル4バーディを奪って「66」をマークしたが、ゴルフの内容は「不本意」だった。

応援団？が熱視線。日本の試合みたい

数字で見れば、10番（パー5）のティショット以外はすべてフェアウェイに収まった。それでも「全体的にドライバーの感触が良くなくて、手を放す場面が多かった」と納得のいくショットは少ない。

グリーンを狙うショットも100点には届かず、ピンのショートサイドに外すことも多かったが、この日はショートゲームに助けられた。左奥にカップが切られた11番（パー4）も、奥に外したが1m弱に寄せてパーセーブ。12番のショートホールもティショットが右手前にショートしたが、そこから寄せてしのいだ。

ショットはうまくいかなかった

イーグルを奪った1番（パー5）は、フェアウェイから5UTで打った2打目がグリーン奥に着弾。ねじ込んだイーグルパットは10m近くあった。「パターに助けられたし、アプローチもすごく拾えていたのでパーオン率はすごく低い。今日は相当耐えました」とパーオン率は12/18（67％）、パット数は「25」だった。

残り18ホール。納得のいく一打を

「納得のいくショットが少なかったし、パターに助けられたものの、そこはやっぱり不本意」とスコアに反して悔しいラウンドだった。それでも6つ伸ばして順位は50位から20位に浮上。「あしたは納得のいくショットが打てて、いいスコアが出せるように頑張りたい」と気を引き締めた。（タイ・チョンブリ／谷口愛純）