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2022年 ペリカン女子選手権
期間:11/11〜11/13 場所:ペリカンGC(フロリダ州)

「我慢が結果につながった」 笹生優花は上がり2連続バーディで連日の“68”

◇米国女子◇ペリカン女子選手権 2日目(12日)◇ペリカンGC (フロリダ州)◇6341yd(パー70)

一日の頑張りが実を結ぶようなフィニッシュだった。笹生優花が上がり2連続バーディで連日の「68」にまとめ、通算4アンダー20位で54ホール競技の最終日へ進んだ。

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グリーン奥に外した前半11番のボギーを12番(パー3)のベタピンショットで獲り返して以降はパーが並ぶ展開。絶妙な距離感のセカンドを披露した13番や17番、3打目のアプローチを1.5m強に絡めた7番(パー5)と再三好機を演出しながら、カップをひと筋外れるシーンが続いた。

「チャンスはいくつか作れましたし、(パットが)入らないのは結果なので。我慢という感じだった」。パーオン率77.78%(14/18)と安定していた中で、数少ないグリーンを外した場面はピンチに直結した。最初の11番こそアプローチをミスしたが、ニアサイドの左に引っ掛けた15番(パー3)、枯れた松の葉の上から打ったセカンドを右にこぼした6番と危なげないパーパットにつなげるチッピングが光った。

ハイライトは上がり2ホール。8番で上から6mほどを沈めて久々にスコアを動かすと、最終9番(パー3)は右に打ち出したボールが傾斜を下りながら左へ曲がってカップイン。約7mを流し込んだ。

「8番はそんなに難しいパットじゃなかった。9番はたまたま。最後以外、ほとんどバーディパットも入らなかった」と涼しい笑顔で受け流しつつ、「(要所で)セーブできたから、こういう結果になった」とも。耐えるところを耐え、しっかり伸ばして締めくくれたことが、ラスト18ホールにつながっていくことを分かっている。(フロリダ州ベルエア/亀山泰宏)

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