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上田桃子が3年ぶり日本開催の米ツアーで感じた選手層の変化

◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 初日(3日)◇瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)◇6616yd(パー72)

1973年に始まった大会は今年で50回目。長い歴史を持つ大会に15回目の出場となる歴代覇者の上田桃子が8バーディ、1ボギーの「65」をマークし、首位タイで発進した。

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2020年、21年は新型コロナウイルスの影響で日本ツアー単独開催となったが、米ツアーとの共催に戻った今大会は「とにかく刺激しかない」と言う。「海外選手と過ごせる時間がコース以外でもあって、そういう部分ではいい経験、いい勉強をさせてもらえる」。普段間近では見られない海外選手の過ごし方は貴重な知識にもなる。

2008年から13年まで米ツアーに参戦していた上田にとって、3年ぶりに日本で開催される米ツアーで感じるのは顔見知りの選手が減りつつあるということ。「例年より主力選手が少なくて、米ツアーの層も私が知っている時と違って、ゴロッと変わって若い選手が海外も多いのかな」。ここ数年で引退する選手も出てきて、しのぎを削ってきた選手は「チェ・チェラ(韓国)ちゃんやミナ・ハリガエとか…3人ぐらいしかいない」。練習場に行けば若手選手らの「パワーゴルフ」を感じるそう。

一方、前週の国内ツアーで11年ぶりに優勝した33歳の金田久美子に「自分の実力を出し切ることがどれだけ難しいのかを改めて考えさせられた」とも。まだ達成できないメジャー優勝に重きに置いて臨んでいた36歳の上田は悲願がかなわずに「ぽっかり穴が空いた」と気落ちしていたという。直近2試合連続で予選落ちし、反省していたタイミングでもあった。

「1日目が良かっただけなので、(優勝は)考えていないですけど、先週、先々週と悔しい思いをしていた。今週はベストを尽くす、というのが一日の目標。過去は過去だと思って、明日も『昨日はこうだったのに』と思わないで切り替えることを大事にしていきたい」と話した。

大会名称が「ミズノクラシック」だった2007年、11年(三重・近鉄賢島カンツリークラブ)で優勝した上田。目指すのは大会3勝目。当地で行われた2018年大会は2位で終えているだけに相性はいいはずだ。(滋賀県大津市/石井操)

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