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2022年 LPGAメディヒール選手権
期間:10/06〜10/09 場所:レイクマースドGC(カリフォルニア州)

“カラカラ”から“ジメジメ”との戦い 古江彩佳は耐えてイーブンパー

◇米国女子◇LPGAメディヒール選手権 初日(6日)◇サティコイGC(カリフォルニア州)◇6551yd(パー72)

「若干、湿っているぶん飛んでいないのかな」と古江彩佳が首をかしげた。今週は海風が運んでくる湿気がちょっとクセモノだ。湿度30%と乾燥していた先週のテキサス州ダラスから一転、この日の湿度は70~80%。

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早朝は気温も下がってなかなか身体も動かない。「地味な距離感がなかなか合いづらい」と、ショットでチャンスにつけられない一日だった。2ホール目の11番は、フェアウェイからの2打目が左手前のバンカーに入り、3打目はオーバーして対面のラフ。4打目も傾斜で流れていったが、ファーストパットで入れてナイスボギー。後半4番(パー3)でもグリーンを大きくオーバーするなどショットに苦戦した。

前夜から続いた霧雨で、重くなったグリーンも感覚をマヒさせた。「ロングパットも、ちょっとでも上っていると止まる感じ」としっかり打たないとカップに届かない。ホールを追うごとに調整しながら、ショートパットも強めに打って決めていった。

14ホールを終えて2オーバーまで後退したが、残り4ホールで2バーディを奪って3バーディ、3ボギーのイーブンパー。「72」と耐えきって初日を終え、「なんとか戻せたのはよかったです」と息をついた。

あすは気温が上がり、グリーンが乾き始めた12時52分にスタートする。「あしたはアンダーで回れるように」と週末に向けてコース攻略を目指す。(カリフォルニア州ソミス/谷口愛純)

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