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1年3カ月ぶりVに届かず 笹生優花は32位「この経験は無駄にはならない」

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 最終日(25日)◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

「全米女子オープン」優勝から1年3カ月、笹生優花は「76」とスコアを崩して米ツアー2勝目に届かなかった。首位と1打差から出た最終日は4バーディ、4ボギー1ダブルボギーと苦戦。通算8アンダー32位で大会を終えた。

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予選2日間とは真逆の風に翻弄(ほんろう)され、「優勝を考えている余裕がなかった」と振り返る。ショットに苦戦し、5番の第2打は数ヤードショートしてグリーンに届かず3オン2パットのボギー。スコアを1つ落として入った後半は、14番(パー5)で左に曲げたティショットが見つからず、ロストボールで打ち直し。4つ目のボギーをたたいた直後のパー3は、グリーン手前の池につかまってダブルボギーと優勝争いから離れていった。

「風に対応できなかったのが良くなかった。いろいろ勉強になりました」と話した。今季はここまで19試合で7度の予選落ちと好結果が残せず、1月「ゲインブリッジLPGA」の3位が最高位。久々の優勝争いから学んだことも多かった。

昨年は全米女子オープン優勝を経てツアーメンバーに入り、10試合をプレーした。今季は“ルーキー”の肩書は外れたが、半分近くの試合が初出場。経験値は「まだまだ」と、米国での戦い方を模索している最中だ。

「この経験は無駄にはならない。結果が良くても悪くても、経験していけばいずれは未来につながっていく」と、21歳のキャリアはここからだ。(アーカンソー州ロジャース/谷口愛純)

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2022年 ウォルマート NW アーカンソー選手権



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