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パー5で1W→3W→UT 畑岡奈紗が超ロングコースで価値ある「71」

◇海外女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 初日(23日)◇コングレッショナルCC(メリーランド州)◇6894yd(パー72)

畑岡奈紗が雨と風の難コンディションの中を2バーディ、1ボギー「71」でプレーし、1アンダーの好スタートを切った。

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ただでさえ6900yd近いロングコース。前夜に大量の雨が降り、午前組の畑岡がスタートする辺りから再び雨が落ち始めた。どんどんウェットになるフェアウェイはほとんどボールが転がらず、セカンド以降で長いクラブを持たされる展開となっても、我慢を貫いた。

グリーン右手前にこぼした3番で4mを沈めるナイスパー。セカンドが何とか届いた4番も奥のピンまで30m弱のファーストパットを残しながら2パットで切り抜けた。

極めつきは、この日587ydの設定だった9番(パー5)。1W、3Wとつないでも、176ydが残って3打目で4UTを握らされた。奥にピンが切られても8番アイアン前後でグリーンを狙える想定だった練習ラウンドから状況が一変。

「パー5で3打目にハイブリッドなんて(ショットを曲げたり)トラブったときくらい。一緒に回っているリゼット(サラス)はドライバー、スプーン、スプーンでも届かない。タフでした」。思わず苦笑いするホールで4mのパーパットを決め切ったことが、後半のプレーにつながった。

11番(パー5)でバーディを先行。15番で唯一のボギーをたたいたが、16番(パー5)で力強くバウンスバック。3打目は9番アイアンで狭いエリアを攻め込み、チャンスを生かして小さく拳を握った。

上がり2ホールも寄せワンでしのぎ、「我慢のゴルフで最後まで集中してできた」。チョン・インジ(韓国)が8アンダー「64」で飛び出した午前組だが、ディフェンディングチャンピオンのネリー・コルダら有力選手と並ぶ1アンダー発進は価値がある。「いいスタートが切れたと思います」と力強くうなずき、2日目を見据えた。(メリーランド州ベセスダ/亀山泰宏)

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