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2022年 マイヤーLPGAクラシック
期間:06/16〜06/19 場所:ブライズフィールドCC(ミシガン州)

開始4ホールで+5からイーブンパー 野村敏京の確信「まだツアーで戦える」

◇米国女子◇マイヤーLPGAクラシック 最終日(19日)◇ブライズフィールドCC(ミシガン州)◇6556yd(パー72)

「頑張れば上位に入るチャンスがある」―。かすかに抱いた思いは序盤で打ち砕かれた。14位から出た野村敏京は1番でティショットを大きく右に曲げてボギーをたたいた。続く2番でダブルボギーを喫すると、4番で早くも2個目。「なんか、私じゃないみたいな感じ。“何やってるんだろう”みたいな」。出だし4ホールで重い「+5」を背負った。

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しかし、諦めなかった。5番からの4ホールで3バーディを奪い返すと、その後もボギーとバーディが入り乱れる展開。後半16番は奥のカラーからパターで10m近いバーディトライを流し込んでガッツポーズ。下りのファーストパットがショートした17番も3mほどをねじ込んで粘り、最終18番(パー5)はイーグル逃しのバーディでパープレー「72」。スコアカードのパーは4個だけ。「忙しかったですね。でも、頑張りました」と笑った。

今季初戦だった4月「ロッテ選手権」の裏で心は揺れていた。「ツアーに戻るか戻らないかも、はっきり決めていなかった」。あまりしていなかったという練習に本腰を入れ出したのは大会後。前週2か月ぶりのトーナメントに臨むころには気持ちも固まった。「体の痛みを気にしなくていいところもあるし、ゴルフをまた頑張りたい気持ちが湧いてくる。それが一番、大きい」

今大会は週末2日間だけで16個ものバーディを量産した。「『あー、私まだ(ツアーで)行けるな』って思った。バーディ数だったり、いまの私のゴルフのスタイルをみたら、全然(上に行ける)チャンスはあると思う。どんどん良くなると思います」と力強い。

24位フィニッシュで次週「KPMG全米女子プロ選手権」(メリーランド州コングレッショナルCC)はウェイティング1番手に上がったが、まだ出場の望みを託す立場には変わりない。それでも、「久しぶりのメジャー。グリーンが速いと思うし、セカンドショットの距離感が一番大事になると思う。今の私はそこが本当にいいので、来週(自分に)期待していますし、楽しみにしています」。手応え十分だから、前のめりにもなる。(ミシガン州ベルモント/亀山泰宏)

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