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2022年 シェブロン選手権
期間:03/31〜04/03 場所:ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)

牛タン20枚で激変 渋野日向子メジャー3度目のトップ5

◇米国女子メジャー◇シェブロン選手権 最終日(3日)◇ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)◇6884yd(パー72)

単独首位から出た前日に「77」をたたいた渋野日向子が、2日目に続いてベストスコア「66」をマーク。優勝した2019年「AIG全英女子オープン」、4位だった20年「全米女子オープン」に続くメジャー3度目のトップ5入りを果たした。「きのうから11打も良くなったんで。上位に食い込むことができて、すごく去年よりも成長できたと感じられますし、スコアにも表れると、いろいろ頑張ってきて良かったなと思います」と充実感でいっぱいだった。

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1Wショットの2回の大きなミスで崩れたラウンドからの激変。「やけ食いもしました。牛タンで~す。これ(一口大)くらいのを20以上は食べましたね。ご飯大盛り!サラダも!」と笑わせたが、もちろん短い時間の中で立て直しに必死だった。

ショットの復調が見られた3日目後半に意識していた「なるべくトップまで丁寧に上げる」ポイントを徹底。前日大きく右にプッシュアウトした2番(502yd、パー5)はピンまで残り204ydの地点に届かせ、花道から寄せて最初のバーディを奪取。大きく打ち上げる奥のピンを8Iで攻め込んだ4番まで、3連続バーディと勢いに乗った。

8番(パー3)で唯一のボギーをたたいても、後半10番から再び加速。12番で残り148ydから7Iでやはり奥のピンに絡めて2度目の3連続とした。アイアンの縦距離のズレが少なくなったのは、ラフからのアプローチとともに進化した部分。昨年大会もバッグを担いだ佐藤賢和キャディは「(スイング改造が進んで)振れているから、(硬い)グリーンでも止まる。縦距離のイメージが湧きやすい」と証言する。

優勝650pt(通常500pt)と高めのポイント配分となるメジャーで4人が並ぶ4位タイに入り、177.125ptを獲得した。今季からシード権が賞金からポイント上位100人になったため単純比較はできないが、昨季のポイントランキング100位は223.6pt。現状で前週のランク133位から一気に39位まで上がった。「まだ試合数はありますからね。荷が下りた感じはないけど、ちょっとした安堵はあります」と素直な思いが漏れた。

「4日間あったら、何かしら1日やらかすんで。できれば(メジャーも)3日で終えたい、そんなん無理ですけど」と冗談めかすものの、これまで跳ね返されてきた当地で3日間60台を出したのは大きな成長。手応え十分のメジャー初戦を終え、「ロッテ選手権」(13日~/ホアカレイCC)に備えてハワイへ飛ぶ。(カリフォルニア州ランチョミラージュ/亀山泰宏)

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