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渋野日向子は今季2戦目でトップ10入り「すごく自信に」

◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド 最終日(12日)◇サイアムCC(タイ)◇6576yd(パー72)

会心の笑顔がひろがったのは、雷雲接近による中断直前の後半15番だった。1オンも可能なパー4、右のセミラフからの第2打。渋野日向子のウェッジショットは、ラインをつたって勢いよくカップに飛び込んだ。「キャリーは自分が思ったところとは違ったが、良いキックでラッキー」。前の14番のバーディに続くイーグルでスコアを伸ばし、歓声を浴びた。

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11位から首位との差、6ストロークを追いかけた最終日は、スコアを伸ばしたい1番(パー5)で長いバーディパットを打たされてパーどまり。3番で2mのパーパットがカップの右ふちに蹴られてボギーが先行した。

中盤にエンジンがかかり、チップショットをピンそばに寄せた7番(パー5)から2連続バーディを決めた。中継局WOWOWのインタビューで「前半に思うようなゴルフができず悔しい場面が多かったが、7番でバーディを取れて流れが変わったと思う」と振り返る。雨が上がった再開後の終盤3ホールは、18番(パー5)でバーディを決めて締めくくった。

1イーグル4バーディ、1ボギーの「67」で通算20アンダーに乗せ、「結局1ボギーで終えられた。4日間で3つ(のボギー)で済んだのはなかなかない。ショットで最後まで攻めきれたぶん、チャンスにつくことも多かった」と納得。ツアーメンバーとなって初出場だった前週シンガポールでの「HSBC女子世界選手権」は47位に終わり、「今週こそはと思っていた」2戦目の4日間を8位で終えた。

「良いスコアで終われたことにはすごく自信にもなりました。切り替えて、再来週から頑張りたい」と、出場予定の2週後「JTBCクラシック」(カリフォルニア州アビアラGC)、そして翌週のメジャー「シェブロン選手権」(同ミッションヒルズCC)を見据えた。

「一緒に回った選手に声をかけていただいたり、キャディさんに名前を覚えてもらったりするのがうれしい」と、ふとした瞬間の喜びも感じているところ。「今年はアメリカツアーのシードを取りたい。出られる試合で、上位で争うことが今の私の目標。一試合、一試合、悔いの残らないゴルフができるように頑張りたい」。アジアでの連戦を終え、いよいよ米本土での戦いをスタートさせる。

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2022年 ホンダ LPGAタイランド



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