畑岡奈紗が米国に向けて出発した（提供：TCI）

米ツアー5勝の畑岡奈紗が7日、主戦場とする米国に向けて日本から出発した。

昨年12月9日に帰国したが、新型コロナウイルス感染拡大防止のための強制隔離や自宅待機もあり、「あっという間に出発になった。温泉とかに行きたかったが、オフの間に行けなかったのが残念。時間が足りなかった」とつかの間のオフを過ごした。

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それでも「年末年始は少しゴルフにも行くことができて、家族や親戚ともゆっくり会えた」と1年間を戦い抜く上でしっかりとエネルギーを充電したようだ。

「隔離で国の行き来が大変で、パフォーマンスを維持するのが難しい」と話したが、昨年は米ツアーで2勝を挙げ、夏には東京五輪にも出場し9位。6月のメジャー「全米女子オープン」では優勝こそ届かなかったが、笹生優花とのプレーオフまで進んで2位で終えた。

オフはトレーニングを重点的にこなし、米女子ツアー2022年初戦の「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」（20日～23日／フロリダ州・レイクノナG&CC）に向けて備えてきた。

日本勢最上位となる世界ランキング6位につける22歳は「メジャー優勝を目標に頑張ります」と気合を入れた。