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2021年 米国女子Qシリーズ(2週目)
期間:12/09〜12/12 場所:ハイランドオークスGC(アラバマ州)

渋野日向子は“マンギレ”からの会心バーディ締め「やっとパー5で獲れた」

◇米国女子◇Qシリーズ(2週目) 6日目(10日)◇ハイランドオークス (アラバマ州)◇6677yd(パー72)

インスタートから後半に入り、3つ伸ばしていた渋野日向子は5番、6番(パー3)とバーディパットが惜しくもショートする展開が続いていた。7番(パー5)はラフからの3打目を寄せきれずにパー。モヤモヤを抱えていた中、8番で「痛恨」と振り返るミスが出た。

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フェアウェイからのセカンドをピンが切られた上の段に止められず、下の段から長いバーディトライが1mほどオーバー。返しを外す3パットでこの日初めてボギーをたたいた。「もう、“マンギレ”ですね、腹立つわ~って(笑)」。体感以上にアゲンストの風が吹いて、キャリーで思い描いた距離を飛ばせなかったこともあるが「ギリギリを攻めすぎた。やっぱり、そういうところ」と猛省する。

だからこそ、続く最終9番(パー5)の1Wショットは自分への怒りを込めて振りちぎった。「ドーンって、いってやりました」と笑う豪快な一打でフェアウェイを捉え、さらに3Wで残り50ydの距離まで突っ込むと、仕上げは58度のウェッジ。ピン奥に飛んだボールはカップをかすめるように戻り、ベタピンのバーディで締めくくった。

これが今週8ホール目のパー5で初バーディでもあった。「やっと…ですよ。(前半)15番で短いの(1.2m)を外して、『は?』みたいな感じでしたから」と胸をなでおろす。納得のフィニッシュで「69」として、順位も10位から7位タイに上がった。

「3パットがダセー」「マジもったいねー」と苦笑いで何度も口をとがらせたのも、上を目指せる状態、ポジションまで上げられてきたからこそ。ひとつでも上位を貪欲に狙う姿勢の裏返しでもある。

「絶対に(出遅れた)先週の1日目、2日目よりは余裕を持ってできると思うので、その分しっかり上も見られると思う。(1週目の)3日目以降、だんだん自分の思っているゴルフができてきているような気がする。残り2日も伸ばしていかないといけない」。夢の舞台に直結する週末を力強く見据えた。(アラバマ州ドーサン/亀山泰宏)

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