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初オリンピックの笹生優花 キャディが熱中症のトラブルも

東京五輪 女子事前(3日)◇霞ヶ関CC東コース(埼玉県)◇女子6648yd(パー71)

開幕を翌日に控えた午後の練習場で、フィリピン代表のユニフォームを着た笹生優花は、韓国代表のヘッドコーチ、朴セリと楽しそうに会話をして、最後はグローブにサインをもらい、うれしそうにキャディバッグに詰め込んでいた。

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笹生にとって初めてのオリンピック。すでに10日前から会場入りして、世界各国を代表する男子選手と楽しそうに会話をしたり、リディア・コー(ニュージーランド)と練習ラウンドをしたりと、じつに生き生きとオリンピックを楽しんでいる。

「良いプレーをしないといけないとか、うまくならないといけないとか、そういうことじゃない。自分にとってはゴルフを楽しむことがより大切。楽しいことを犠牲にしたくないし、楽しんで、いろんなことを学びたい」という姿勢は、この大舞台でも一貫している。

今年6月に「全米女子オープン」を制して一躍注目を浴び、米ツアーメンバーの仲間入りを果たしたばかり。「プライベートではなにも変わっていないけど、コースの中ではすごく変わった。多くの人が“全米チャンピオン”と言って、名前で呼んでくれなくなったのは悲しい」とおちゃめに笑った。

だが、灼熱の霞ヶ関は楽しいことばかりではない。前日は練習ラウンド後にキャディのライオネル・マテチュックさんが熱中症で病院へと搬送された。「いまは昨日より良くなっていると思うけど…」と心配そうな表情を浮かべた笹生。「彼とオリンピックをプレーできないのは悲しいけど、健康の方が大切。(フィリピンチームの)コーチがキャディをやってくれるので、彼と一緒に頑張りたい」と前を向いた。(埼玉県川越市/今岡涼太)

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