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2021年 全米女子オープン
期間:06/03〜06/06 場所:オリンピッククラブ(レイクコース)(カリフォルニア州)

耐えてつかんだアンダーパー 畑岡奈紗「まだチャンスがある」

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 3日目(5日)◇オリンピッククラブ(レイクコース) (カリフォルニア州)◇6457yd(パー71)

「今日は伸ばしたい」と思って迎えたムービングデ―に、畑岡奈紗は3連続ボギーの立ち上がり。だが、中盤にバーディを奪い返し、終わってみれば4バーディ、4ボギーの「71」。通算1アンダーに踏みとどまり、最終日は首位と6打差6位から逆転を目指す。

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3日目は午後1時51分という遅いスタート。風も強く、グリーンは乾いて硬くなっている。「ジャッジが難しくて、時間がかかってしまうことがあった」と畑岡は反省した。グリーン上でも、湖に向かう芝目を気にするあまり「ラインに乗っているのにショートするところもあった」と考え過ぎた1日を悔しがった。

それでも、上がり2ホールは最終日に望みをつなぐプレーとなった。17番(パー5)は、1Wショットが左ラフ。7Iで打った2打目も左ラフにつかまって、ピンまでは残り159yd。「最悪のアングルでした」と、ピンはバンカーの先に切られ、花道を使おうにも右にこぼれてしまうロケーション。

「ギリギリまで行こうと思っていたけど、ライも悪くて、また同じミスをしたらラフに入る。そこは(キャディの)グレッグが止めてくれて良かったです。乗せたいっていう気持ちも半分あって、半々の時点であきらめないといけないのは分かっているけど、自分でもカーっとなっていたので…」。直前で3打目も刻むことを選択し、右ラフにこぼしたものの、そこから2.5mにつけてパーセーブ。右拳を握りしめた。

「17番のパーセーブがすごく大きくて、18番のバーディにつながった」と、最終18番は90cmにつけてバーディ締め。わずか7人の通算アンダーパーグループで、3日目を締めくくった。

「ここに来て自分らしいショットも増えてきたので、ショットで攻めていけるように頑張りたい。目標にしていた10アンダーは、相当はまらないと厳しいかなと思うけど、それくらい出す気持ちでいかないと追いつけない」と意気込む。「このコースならまだチャンスがある」と、最後まであきらめるつもりはない。(カリフォルニア州サンフランシスコ/今岡涼太)

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