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ゴルフきょうは何の日<4月2日>

2017年 レキシー・トンプソン異例の罰打でV逸

メジャー「ANAインスピレーション」でレキシー・トンプソンがまさかのV逸となった。優勝争いをリードしていた最終ラウンド中に、前日第3ラウンドの17番(パー3)グリーン上におけるトンプソンのルール違反が発覚。プレー中に4罰打が告げられる異例の事態が起きた。

12番をボギーとし、2打差リードの首位で13番へ向かう途中に競技委員に呼び止められた。LPGAの発表によると、トンプソンが第3ラウンドの17番でバーディパットを打つ際に、グリーン上でマークした地点から異なる場所から打っていたことが、テレビ視聴者からの指摘により発覚した。

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「誤所からのプレー」(ゴルフ規則20-7 c)による2罰打と、「スコアの誤記」(6-6 d)による2罰打の計4罰打が課され、パーとしていた17番のスコアが「7」に訂正された。

指摘を受けたトンプソンは、動揺と悔しさで涙を流しながらもプレーを続行。2打差を追い掛ける立場に変わったが、「キャディが『しっかりしろ、きっと勝てるよ』と言ってくれて。気持ちを切り替えられた」と13番ではすぐさまバーディを獲り返し、首位の背中を追いかけた。

首位と1打差で迎えた18番(パー5)では、第2打をピンまで4mのイーグルチャンスにつけたが、バーディにとどまりユ・ソヨン(韓国)とのプレーオフに突入。1ホール目でユがバーディを奪って勝負は決した。状況を知ったギャラリーからは、最後まで戦い抜いたトンプソンへの声援が鳴り響いたが、涙は止まらなかった。

「今回、自分自身もたくさんのことを学んだ。わたしには戦う力があるんだと確信したし、毎日毎日が新しく学ぶことばかり。起きたことは仕方ない。そこで学ぶことが大事なの。わたしはすぐ感情的になってしまうけど、それでも強く戦おう、と頑張った自分を誇りに思うわ」と振り返った。

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