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2021年 キア・クラシック
期間:03/25〜03/28 場所:アビアラGC(カリフォルニア州)

上原彩子の新相棒候補? スペイン人プロは330ydドライブの力自慢

◇米国女子◇キア・クラシック 初日(25日)◇アビアラGC (カリフォルニア州)◇6609yd(パー72)

米ツアー9シーズン目の初戦に臨んだ上原彩子。4年にわたるキャディとのコンビを昨年解消し、まずは新たな相棒探しに着手することから戦いは始まっていたという。

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「すごくいいキャディさんを見つけられた」とほほ笑む横に恰幅のいい男性。パトリック・シマードさんは34歳のスペイン人。テキサス州を中心に開催しているミニツアー、APTツアーで腕を磨くプロゴルファーだ。自慢のドライバー飛距離は330ydを誇る。

タッグ結成は長年米ツアーで戦い、培ってきた人脈の賜物だった。ほかの選手とすでに契約するなど複数の候補が消えていく中、思い当たったのがシマードさん。「去年おととしはたぶん(ツアーに)来ていなかったけど、前にほかの女子を担いでいたことがあった。『彼ができるんだったら、いいな』って」。連絡先は知らなかったが、ほかのキャディ経由で交渉にこぎつけた。

「パーソナリティはもちろん、ゴルフのプロということもあるので、本当に話がかみ合う。いろいろいいアドバイスもくれるし、リーディング(読み)も一緒に話しながらできる」。手応え十分だからこその懸念もある。

「ことし一年頑張ってダメだったら諦める」とプロゴルファーとしてのキャリアをかける覚悟のシマードさんとは、4月「ヒューゲルAirプレミア LAオープン」までの期間限定という約束でサポートを依頼している。

だからこそ一戦一戦にかける思いも強くなる。この日は雨が強くなった最終9番、残り162ydの左ラフから4UTでピンそばに絡めるスーパーショットを披露してバーディフィニッシュ。イーブンパー29位と日本勢最上位で滑り出した。

「雨が降って、最後のホールもいつもの距離ではなく、かなり残っていた。その中でバーディが獲れたのは明日につながる。コースのコンディションを早くつかむことが大事」と2日目の上位進出を見据えた。(カリフォルニア州カールスバッド/亀山泰宏)

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