宮里藍さん 渋野日向子に「アドバイスは何もない」
ゴルフきょうは何の日<2月28日>
2010年 宮里藍が米ツアー2週連続優勝
シンガポールのタナ・メラCCで行われた米ツアー「HSBC女子チャンピオンズ」で、宮里藍が2週連続優勝を飾った。開幕戦からの2連勝は1966年以来、44年ぶりの快挙となった。
晴れ模様となった最終日、宮里はジュリ・インクスターと並んで7アンダー首位からスタート。出だし2ホールでボギーをたたいて順位を落とすも、3番、4番で連続バーディを奪うなど食らいつき混戦の様相。折り返した後半で11番から6m、12m、5mと3連続でバーディパットをねじ込み、再びトップの座に浮上した。
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し烈な優勝争いに、宮里には想像以上の重圧が掛かっていた。「13番のバーディパットが決まって気持ちが高ぶったのか、すごく暑く感じて一瞬具合が悪くなった」。14番のパー3ではパターでグリーン外から1mに寄せたが、外してボギー。「そこをぐっと堪えられたので、残り数ホールを耐えられたのだと思う」
首位をキープして最終18番を迎えたとき、後続との差は2打だった。先にホールアウトした横峯さくら、諸見里しのぶ、有村智恵、宮里美香らがグリーン横で見守る中、宮里は2打目をピン下2.5mにつけて確実にパーパットを沈めて勝利をつかんだ。
「自分が思っている以上に緊張していたのかも知れないけど、それを受け止めることが大事だと思った。重圧の中で自分のやるべき事をやれたのは大きい。今後にとって大きな経験になる」と語った宮里はこの活躍で弾みをつけ、年間5勝をマーク。世界ランキング1位に上り詰めた。
この出来事の28年前の1982年2月28日には岡本綾子が「アリゾナ・コパー・クラシック」で初優勝を成し遂げ、日本人2人目となる米ツアー覇者となっている。
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