渋野日向子（左）を宮里藍さんが絶賛

宮里藍さんが24日、「SUNTORY presents 宮里藍 スペシャル ジュニアゴルファーレッスン」（兵庫・六甲国際GC）で同じサントリー所属の渋野日向子の対応力を称賛した。

元世界ランキング1位の宮里さんは、海外メジャー「全米女子オープン」（12月）で優勝争いの末に4位に終わった渋野について、「対応力が素晴らしい。今年、調子が上がらなかった印象があるが、課題とか、自分の状況を整理して全米に行ったので、そこの切り替えが素晴らしい」と高く評価した。

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3日目を終えて首位に立っていた同大会だったが、悪天候のためラスト18ホールは月曜日に持ち越された。気温も10度以上低い6度を記録するなど環境も大きく変わった。

「最後は運がなかった。順延じゃなかったら、勝っていたと個人的には思った。天気もころっと変わって、冬の中でやらなくちゃいけなかった。体を反応させるのも難しい」と勝負のポイントだったと指摘した。

米ツアー9勝の先輩としてアドバイスを問われ、「何もない。米ツアー、五輪へとやるべきことがはっきりしている。そこの感覚も持ち合わせているし、渋野さんらしさが素敵。その流れで来シーズンも頑張ってもらいたい」と期待を寄せた。（神戸市北区／玉木充）