レキシー・トンプソンはデシャンボーのキャディとタッグ※写真は2020年「ペリカン女子選手権」（Mike Ehrmann/Getty Images）

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 事前（7日）◇チャンピオンズGC (テキサス州)◇サイプレスクリークコース 6731yd（パー71）、ジャックラビットコース 6552yd（パー71）

メジャー2勝目を狙うレキシー・トンプソンが頼もしい相棒を得た。9月の「全米オープン」を制したブライソン・デシャンボーのバッグを担ぐティム・タッカーを、今大会限定でキャディに起用する。

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トンプソンは9月に前キャディと離れ、このシーズン終盤戦は今季下部コーンフェリーツアーで優勝した、実の兄、カーティス・トンプソンとコンビを組んでいる。次週の最終戦「CMEグループ ツアー選手権」では再びきょうだいで臨むが、今週はレキシーとデシャンボーが代理人を同じにすることからできた縁で、サポートを受ける。

デシャンボーの優勝を支えたキャディのティム・タッカー（Gregory Shamus/Getty Images）

全米ゴルフ協会（USGA）によると、男女の「全米オープン」両方で優勝をアシストしたキャディは、1997年にアリソン・ニコラスのバッグを、2013年にジャスティン・ローズ（ともにイングランド）のバッグを担いだマーク・フルチャーがいる。だが、同一年度となると他に例を見ない。

25歳のトンプソンは「全米女子オープン」に2007年、当時12歳でアマチュアとして初参戦してから、今年で14年連続出場。14年「クラフトナビスコ選手権」（現ANAインスピレーション）以来のメジャー優勝がかかる。