
2021/02/25PGAツアーオリジナル
滋賀県の瀬田ゴルフコース北コースで開催された日米共催「ミズノクラシック」、2003年に世界殿堂入りしたアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が通算21アンダーで大会5連覇を飾った。
トップと1打差2位から出た最終日に前半6番でイーグルを先行させると、8番でもバーディを奪取。後半は5バーディの「31」をマークし、ボギーなしの8アンダー「64」。終わってみれば、後続に3打差つけた。「チャレンジすること、必要なところで必要なプレーをして、パーフェクトを目指した」。米女子ツアーでは前人未到の快挙となるV5を達成し、圧倒的な強さを見せつけた。
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日本勢では通算16アンダー3位タイに不動裕理、通算11アンダー10位タイに宮里藍が入った。上位を海外勢が占め、宮里は「外国選手は1番からバーディラッシュ出来る強さがあるが、そのメンタルがまだ足りない」と振り返った。
2001年から5年連続を含む通算8度の賞金女王に輝いたソレンスタム。07年に椎間板ヘルニア発症など低迷すると、翌年には開幕戦を制しながらシーズン半ばで電撃的に引退を発表した。ラストシーズンは賞金ランキング4位で幕を閉じた。