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バンカーには入れたくない!/全英直前の横峯さくら

女子の大会が初めて開催されるゴルフの聖地セントアンドリュース オールドコース。全英リコー女子オープンの初日を翌日に控え、選手たちは最後の調整に余念がない。この日行われたプロアマに日本人選手としてお呼びがかかったのは宮里藍横峯さくらの2人だった。

18ホールすべてのティグラウンドから一斉にスタートするショットガン方式で行われ、17番ティには宮里藍の組が最初にスタートし、次いで横峯の組がスタートすることになった。そのスタートホールで横峯は、第2打をグリーン手前のラフの中にあるバンカーに入れてしまった。アゴまでの距離がなく、またスタンスも取りづらい状況で、後方に出そうか横に出そうか悩んだあげく、横に出すことを決断。しかし、ボールは思ったほど飛んでくれず、すぐ近くのラフに捕まってしまった。

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「昨日は風があって、2打目でグリーンは狙えなかったのですが、今日は狙ってみました。17番はグリーンに直接ボールを落としたら絶対に止まらないので、手前から狙うのが鉄則ですね。あのバンカーもそうですけど、このコースではバンカーには入れたくないですね」

大会での戦略を聞くと、ティショットをフェアウェイに打って、バンカーを避けること。グリーンは手前からという考え方で臨むと言う。特にスタートの1番から5番までは右サイドに外すとトラブルとなるため、広いフェアウェイの左サイドを上手く使っていくつもりだ。

優勝スコアに関しては、2桁アンダーという意見もあれば、1、2アンダーで争うという意見も出ている。横峯は、「とりあえず毎日1つでもアンダーが出れば良いですね」と少し謙虚に答えた。明日には参議院議員となった父・良郎氏が会場に駆けつける予定だ。父の前でアンダーパーが出せるか、注目のスタートを迎える。

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