デビュー戦8位の河本結 5000ドル罰金の洗礼「非常にお高い」
2020年 ISPS HANDA ヴィックオープン
期間:02/06〜02/09 場所:13th ビーチゴルフリンクス(オーストラリア)
「洗礼かな。全然気にしてない」河本結は罰金笑い飛ばして優勝狙う
◇米国女子&豪州女子共催◇ISPS HANDA ヴィックオープン 事前(5日)◇13th ビーチGC(オーストラリア)◇ビーチコース6276yd(パー72)/クリークコース6307yd(パー73)
ツアールーキーとして米ツアー2戦目に臨む河本結が、強力助っ人キャディのサポートを受けて“スピードアップ”で優勝を狙う。
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1月末の「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」で8位に入り、上々の米ツアーデビューを果たしたが、2サム同組の選手とともにスロープレーで約55万円の罰金を科される“おまけ”がついた。「あのスロープレーも自分の中でペース配分が分かっていなかったというか、早くしなくてはいけない部分が間違っていた」。しっかりと反省しながらも、「プレー自体はそんなに悪くない。全然、気にはしていないです。まあ、洗礼かなと思っています」と笑顔で吹き飛ばした。
河本が期待を寄せるのが、日本ツアーでイ・ボミ(韓国)の賞金女王戴冠を支えた清水重憲キャディの起用。「今週は心強いスーパーキャディさんがいるので、頼っていこうかなと思います」と笑い、「プレースピード」の調整も含めて大いに頼りにするつもりだ。
自分のできることで精いっぱいだったという初戦。2戦目は強力タッグで「優勝を目指せる気持ちになる」と士気は高まるばかり。現在世界ランキング59位で日本勢5番手につける。「五輪に向けて優勝は必要ですし、しなければいけないと思っているので、そういう優勝を目指させるパートナーかなと思います」と言葉に熱を込める。
距離はそれほど長くないが、風が強く、トリッキーなコース。「風が吹かなければ、アンダーが出る。優勝を目指していければ」と闘志を燃やした。