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畑岡奈紗 2020年の目標は「世界一」

今季主戦場の米国ツアーで1勝、国内メジャー2勝を挙げた畑岡奈紗が11日(水)、用具契約を結ぶ東京・港区の住友ゴム工業スポーツ事業本部東京事務所を訪れた。今年1年の活動報告後に取材に応じ、来年の目標を「世界一」と色紙にしたためて決意を新たにした。

3年目の米国では3月「キア・クラシック」で優勝。日本では9月「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」、10月「日本女子オープン」を制した。それでも目標としていた「米ツアー3勝」を達成できなかったこともあり、「一言でいうと悔しい1年でしたね」と振り返った。「海外メジャーに限らずほかの試合でも自分の思ったことができなかった。それも悔しい」とも。

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拠点を置く米国からは11月末に帰国し、その後は取材やイベントなどをこなした。乾燥した日本の気候もあって、「喉をやられちゃって」とかすれ声。「乾燥しているところにいるとすぐに喉をやられちゃうので東南アジアに避難しようかな」と笑わせた。

現在は「シーズン中はなかなかやりにくい部分」という上半身を重点的に週2、3日のトレーニング。「今年1年プレーしてスイングで悩むことが多く、成績を残すのが二の次になってしまっている感じがした」と、トップの位置を修正し、クラブのおりてくる角度が一定になるようスイング改造に取り組む。来年1月16日開幕の「ダイヤモンドリゾート トーナメントofチャンピオンズ」(米フロリダ州)、続く新規大会で同23日開幕の「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」(同)で試していくつもりだ。

現在世界ランキング5位。2020年東京五輪の日本代表候補の一番手だが、「金メダルを獲るには技術面もまだまだ足りない。世界ランクは5位なんですけど、もっと強い選手はいる。ランキングは1つでも上げていきたい。海外メジャー(大会)に限らず、1つでも勝ちを積み重ねれば代表が近づく。メジャーを意識せず、1試合1試合やっていきたい」と2020年も引き続き「米ツアー3勝」の数字目標を掲げた。(編集部・清野邦彦)

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