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強気の佐伯と控えめの諸見里、世界一への挑戦!

08年の女子ゴルフツアーの幕開けとなる第4回ワールドカップ女子ゴルフ(1月18日~20日、南アフリカ・ゲーリープレーヤーGC)に、日本代表として出場する佐伯三貴(23=オフィスゲンキ)と諸見里しのぶ(21=ダイキン)の両選手が、8日、都内のホテルで決意表明を行った。

今回が大会初出場となる佐伯は、「今シーズン初めての試合なので、世界一を目指して頑張ります」と強気の抱負を語ったが、昨年思うような成績が残せずに悔し涙を流した諸見里は、「上だけを見て思い切りやりたい。去年以上の成績を残して戻って来たいです」と、慎重な姿勢を見せた。

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大会フォーマットが一部変更になり、初日ベターボール(2人がそれぞれの球でプレーし、ホール毎に良い方のスコアを採用)、2日目フォアサム(2人が1つの球を交互にプレー)、最終日は再びベターボールとなった。昨年は、初日に行われたシングルスのストロークプレー(2人がそれぞれの球でプレーし、合計スコアを採用)で躓いた日本チームだが、出場表明後にこの変更を聞いた諸見里は、「めちゃくちゃ、ほっとしました」と顔をほころばせた。

チームプレーの要素が強くなった今大会。日本チームは、年長の佐伯が諸見里を引っ張る形となりそうだ。「今日の晴れ着姿も、三貴さんから一方的に晴れ着着るから用意しておいてって言われて…」という諸見里。「しのぶは時々弱気になるので、私の強気でカバーしたい」という佐伯は、昨年の全英女子でも日本人最高位の7位タイに入るなど、ここ一番の度胸は持っている。

既に新年早々から神戸で一緒に合宿を張るなど、本番に向けての準備は着々と進んでいる2人。それぞれ、坂詰和久、江連忠両コーチがキャディをすることも決定し、第1回大会以来となる日本チームの世界王座奪回に期待が集まる。

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