2024/11/21クラブ試打 三者三様
ウィ、サイン忘れで天国から地獄へ
ミッシェル・ウィがまたやった。米国女子ツアー第20戦「ステートファームクラシック」3日目、2日目を終えて首位と1打差の2位タイにつけていたウィは、3日目の競技終了後、前日のスコアカードへのサインに違反があったことが判明し、競技失格の裁定を受けた。
「とても不運。自分に何が起こったのか、分からない。普通、私は一番初めにサインをする。でも、私はスコアカードへのサインを忘れてしまった。不運にも、私はトーナメントエリアを離れてしまい、何人かのスコアラーが追いかけてきたので、それにサインをして返した。それで、問題ないだろうと思っていた」とウィ。
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通常、スコアカードを記載するエリアは、ロープや白線などで区切られているが、今大会でそのような区切りはなく、ルールにより、スコアリングテントがその境界と見なされた。
LPGAがこの違反を知ったのは、大会3日目にウィがスタートした後だったという。LGPAはウィに事実確認の機会を与えるため、3日目のプレーを継続させ、ホールアウト後に本人に確認。その上で、失格の裁定を下した。
ウィは3日目を「67」で回り、通算17アンダー。首位と1打差につけていた。「これは私のミス。なぜ、どうしてこんな事が起きたのか分からないけど、ただサインを忘れてしまった。とても不運な事だけど、2度とこのような事が起きないことを祈るわ。良い勉強になった」とウィ。最後に会見場に現れたウィは、目にうっすらと涙を浮かべていたという。
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