【’12年11月第4週】ハン・ジュンゴン、イ・ボミの優勝パター
<誰だ、気持ち悪いなんて言ったのは!? ペアルックは韓国勢の結束力の証し?>
男子ツアーは近頃流行のペアルック?! いやいやいやいや・・・ありえない。けれど、なぜか近頃、とみに増えた目撃情報。発信源は“韓国チーム”だ。先週の「ANAオープン」は、チョ・ミンギュと、ハン・ジュンゴンのペア。練習グリーンで「見っかった!」とばかりに、開き直って決めポーズだ。
いずれもブリヂストン社と契約を結ぶ2人。メーカーでは季節ごとに新作を発表するが、同じ契約先だと、選手同士で服がかぶってしまうことは、ままある。それでも、この2人の“かぶり率”は相当なもので、実はこの2週前の「フジサンケイクラシック」でも、この日とまったく同じペアルック!!
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「いえいえ、あのときは色違いでしたよ!」と、チョが慌てて否定をしたが、遠目ではそこまで判別出来ない。しかも、その日は同組ラウンドだったから、余計にお揃い感が高まった。
先週はさすがにこれはまずいと、先輩のチョがハンに「お願い、着替えてきて!」と頼んだそうだが、数分後に再びチョの前に現れたハンは、色は赤でもまったく同じチェック柄のを来ていて、これじゃほとんど変わらないじゃん・・・。しかしもう一度、着替えてくるには時間切れで、恥をしのんでラウンドしたのだった。そうは言っても、楽しそうな2人?!
先月の「VanaH杯KBCオーガスタ」で悲願のツアー初優勝を飾ったS.J.パクが、勝利の秘訣について、「韓国選手の結束の強さ」を語ったものだが、「みんな、本当に仲が良くて」。特に、年長者のI.J.ジャンを中心としたグループは、アメリカのジャン宅に集って行うオフ合宿の中身が相当に濃いという。
「お互いにスイングを分析しあったり、本当にすごく勉強になります」。日本とはすぐお隣の国とはいえど、慣れない異国で連戦する上でも、特に参戦間もない若手選手には非常に大切なコミュニティとなっており、偶然のペアルックもそんな韓国勢の結束の高さを示しているかも。それが証拠に先週の「ANAオープン」では他にも目撃情報が・・・!!
ジャンと、金聖潤 (キム・ソンユン)がこちらはセーターでペアルック。オシャレの秋本番。この流行は韓国勢の強さと比例してしばらくは続くかも・・・。