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プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちのチャリティー

今年、夏から秋にかけて相次いだ天災の影響から、ジャパンゴルフツアーでもチャリティー活動に感心が集まっている。

ジャパンゴルフツアー選手会では、10月の「ABCチャンピオンシップ」から「アサヒ緑健・よみうりメモリアル」の2週間、各会場の選手ロッカールームに募金箱を設置。

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集まった171万1000円を義捐金として、新潟県中越地震の被災者のみなさんへ送った。

また、「ABCチャンピオンシップ」でツアー初優勝をあげた井上信は優勝賞金のうち100万円を、やはり新潟県中越地震の被災者のみなさんへチャリティしたい、と申し出た。

同じ週に行われた「日本シニアオープン」でデビュー戦を果たした中嶋常幸は開催前から、「今回の獲得賞金を、すべて新潟県に寄付する」との意思を示していた。そのためにも「絶対に優勝して、できるだけ多くのお金を送りたい」と張り切っていたが、願いかなわず6位に終わった。予定より金額が少なくなってしまったことを悔やみつつ、6位賞金の165万7500円を全額寄付した。

そのほか、現在賞金ランク2位(11月15日現在)、目下賞金レースの真っ只中にいる谷口徹は、自身2度目の賞金王の座と、年内に世界ランク50位内に食い込んで来年の「マスターズ」出場権の獲得など、自らの夢を追うだけではない。「全国各地の被災者のみなさんが、できるだけ早く日常生活に戻れるよう手助けがしたい」と、話している。

新潟県の地震のほか、台風や大雨などの災害で、各地で今も多くの方々が不便な生活を強いられている。「僕ができることなんか微力ですけど、でも、微力がたくさん集まれば、きっと困っている方々の力にもなれると思うんです」と、谷口。募金活動だけにとどまらず、「僕のゴルフで、みなさんに元気になってもらいたい」と、持ち前のガッツあふれるプレーで、「被災地に元気をプレゼントしたい」と張り切っている。

トーナメントで起こったルール裁定の実例

<アサヒ緑健・よみうりメモリアル>

「えっ!私が球の動く原因をつくったのですか?」

2日目、18番ホール(パー4)のセカンド地点での事です。プレーヤーはカート路からの救済のニヤレストポイントが急斜面となり、2回ともドロップした球がホールに近づいたので、2回目のドロップした際に球がコース上に最初に落ちた個所にできるだけ近い所に、その球をプレースした。

ここまでは、何の問題も無かったが、プレーヤーがアドレスに入ろうとしたとき球が動き競技委員要請となった。

呼ばれた競技委員は事の一部始終を見ており、急斜面に球をプレースしたあと球の近くで強く地面を叩く素振りを2回行い、そのあと直ぐにアドレスに入ろうとしたとき球が動いたので、「球の動く原因となることをした」と裁定をしてプレーヤーは1ペナルティで球をリプレースとなる。

読者の皆さん、球が動きそうなライに止まっているときは、その近くでは素振りをしないことですね!

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