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ツアープレーヤーたちの土産バナシ<星野英正>

先週、鳥取県の大山アークカントリークラブで行われたアイフルカップで星野英正が、とっておきの「土産バナシ」を教えてくれました。

それは、今年初出場を果たしたメジャー戦「全英オープン」での出来事。とある練習日、会場のロイヤル・トゥルーンのドライビングレンジで球を打っている星野を、ある紳士がじっと見つめていた。

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ちょうどその頃、そばをとおりかかった丸山茂樹も、キャディの杉澤信章さんと立ち止まって星野のスイングを見ていたのだが、その紳士はおもむろに杉澤さんに近寄ってきてこう尋ねたそうだ。

「あの、今球を打っている日本人選手は、なんと言う名前なんだ?」

杉澤さんが、星野の名前を教えると、紳士は瞳を輝かせて言った。

「彼は、なんて素晴らしいスイングをしているんだ!すごくいいものを持っている。きっと今にスターになるよ!」

・・・そう絶賛して去っていった紳士の名は、ブッチ・ハーモン。

いまでこそ離れてしまったが、いわずと知れたタイガー・ウッズの元コーチからの、賞賛の言葉を伝え聞いた星野は感動しきり。

「・・・そりゃあ、あのウッズを育てあげた人ですからね。めちゃめちゃ嬉しかったです。僕は練習に夢中でブッチさんに気がつかず、直接話しができなかったのが残念だったけど、あのブッチさんから褒められたってだけでも十分なお土産。本当に、行ってよかったと思いました」。

今回は予選通過こそ果たせなかったものの、そのぶん星野は大きな収穫を持ち帰ってきたようだ。ブッチ氏の言葉にさらに自信をつけた星野の今後の活躍に期待できる。

トーナメントで起こったルール裁定の実例

<アイフルカップ2004>

「あ! 戻すの忘れた」

1日目、11番ホール(パー3)のグリーン上で競技委員要請があった。内容は、グリーン上で自分の球をマークしたが同伴競技者のライン上になることから、マークを1ヘッドずらした所に置き、自分の順番になってマークを1ヘッド戻すのを忘れホールアウトした時点で気づいた。

競技委員の裁定は、重大な違反ではないが誤所からのプレーで2ぺナルティとしそのまま次のホールに進むよう伝えた。

読者の皆さん、重大な違反となるケースは訂正をしないで次のティグラウンドからストロークをすると競技失格となってしまいます。 重大な違反とは、今回のグリーン上で言えば距離は同じでも下りの2メートルを上りの2メートルに変えたとか、解りやすく言えば著しくアドバンテージを得たり、とんでもなく違う場所からプレーしたときの判断とされます。

何かおかしいと思ったら次のティインググラウンドに行く前に確認をしましょう。

<PGMシリーズ第2戦ライオンズ>

「もしライが変わったらどうするの?」

2日目、2番ホール(パー4)のセカンド地点(フェアウェイ)で競技委員要請があった。

内容は、ティショットを終えてセカンド地点に行ってみると、プレーヤーAとプレーヤーBの球がぴたりと接触して止まっている状態で、片方がマークしてもう片方がストロークしたあとライが変えられた場合どのようにしたら良いかとの質問でした。

立ち会った競技委員は、マークして後から打つプレーヤーの初めのライが変えられた場合は、「ホールに近づかず、初めのライから1クラブレングス以内のハザード以外の場所で初めのライに最も似ていて最も近いライに、その球をプレース」と伝える。

今回のケースでは、たまたま最初にストロークしたプレーヤーが球をクリーンヒットした為、後から打つプレーヤーのライが変えられなかったことで単にリプレースしてプレーすることになった。

読者の皆さんもこの様な経験がおありでしょう、良いライにあったのにターフを取られてディボットあとになったらどうしますか?規則を知っているとターフを取られても安心ですね。

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