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プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちのオフ報告<谷口徹と片山晋呉>

2008/02/02 14:34

先週、宮崎に男子ツアーの両巨頭が顔を揃えた。昨年と一昨年の賞金王、谷口徹片山晋呉フェニックスカントリークラブで冬季合宿を行った。と言ってももちろん、示し合わせたわけではない。たまたま時期が重なった。片山がその前週の26日に、先に現地入り。後を追うように谷口がやってきた形だが2人とも長年、ここでオフを過ごすのを慣例としてきただけに、これまでにも鉢合わせすることは、たびたびあったようだ。

しかし、現地で2人が交わることはほとんどない。練習場で一緒になることはあるが、それもたまたま。当然だ。2人のオフの過ごし方は、まるで正反対といっていい。その様子はまさに静と動。まったく異なる合宿メニューには、2人の性格が如実に現れている。

朝、スタートの2時間前に起きて食事→トレーニング→ストレッチ→18ホールをこなしたあと夕方は朝より軽めのトレーニング→マッサージ→ストレッチ→夕食→就寝・・・。シーズン中と同じ生活パターンを、日々淡々と規則正しくこなす谷口に対して、片山の合宿はまるでお祭り騒ぎだ。

朝はジョギングから始まって、サッカーにテニスに野球・・・。6時から20時まで、ほとんどフル稼動で体を動かしている。ツアープレーヤーの広田悟や女子プロの北田瑠衣さんらも加わって、その合間には練習場の奥にある池に糸を垂らして、釣りの真似事のようなこともしてみたり・・・。非常にハードなその内容も、ツアーきっての発明王・片山らしく、飽きずに楽しく体を鍛える工夫が随所に凝らしてあるようだ。そしてその間、クラブはいっさい握らない。次に新鮮な気持ちでティグラウンドに立つために、あえてゴルフを完全封印する。そのかわり、来るべきに備えて、徹底的に体を苛め抜く。それが晋呉流のオフスタイルだ。

谷口、片山のオフ合宿は場所を同じくしていても、そこにはまったく別の空間が広がっているようだ。

いまや男子ツアーの1、2位を争うライバル同士。もちろん互いの存在が意識の片隅にはあるのだろう。しかし、相手に感化されることはけしてない。経験と試行錯誤の末に確立したそれぞれのやり方を変えることは絶対にない。周囲に流されず、常に自分の方法を信じて貫く頑固さと、ブレれることのない強い信念だけが唯一、2人に共通している点かもしれない。

ラウンド中のことだ。フェニックスの松林をぬって、トレーニングに励む片山の明るい笑い声が、谷口の耳にも届いてきた。ふと、声のするほうを指差して言った。「あっちは、なんだか色々やってるみたいだけどね・・・」。そのあと、すぐに木と木の間から片山らの姿を確認した谷口は、そちらに向かって大きく手を振って「お~い」と呼びかけたために、途中で話しは途切れたが、あとに続く「それでも俺は、俺のやり方でやるよ」というような、谷口の心の声が聞こえてくるようだった。

どんな偉業も、地道な普段の生活の中から生まれると信じている谷口は、オフだからといって何か特別なことを始めたりということはしない。むしろシーズン中の生活を、オフも律儀に繰り返すことにこそ意義がある。谷口にとっては5年ぶりのマスターズも、自身初の連続賞金王も、あくまでもその延長線上でしか考えられないようだ。

「色々やっても、実際に試合で出来なければなんの意味もないからね」という言葉には、いまのままで十分やれるとの自負もあるだろう。対する片山の「若手がみんな僕と同じトレーニングや練習を積めば、絶対に世界で通用する選手になれる」とのコメントも、また然りだ。そんなわけで、実に対照的な2人の賞金王のオフシーズン。いずれにせよ、この先当分2人の時代が続いていくことは間違いなさそうだ。

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