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プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーの社会勉強<石川遼>

2008/11/03 09:29

ツアーもいよいよ終盤戦を迎えようというところに来て、石川遼の評価が急上昇中だ。他のプロからの賞賛が続々と集まっている。現在賞金ランク2位(11月1日時点)の矢野東は直接、本人に「上手くなったね」と伝えた。

「それは結果を見れば一目瞭然でしょう」と、矢野は言う。石川の獲得賞金4213万166円は、現在賞金ランク19位(同)。その年の優勝者と賞金ランク上位25人しか出場できないツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場権も手に入れようかという勢いに、「あれだけ期待される中でたいしたもん。若いうちからああいう感じで出来るというのは非常に頼もしい」と、感心しきりだ。

「ドライバーショットの思い切りのよさと、ロングアイアンでの高い球・・・。若い子がどんどん成長しているのを見るのは楽しい」と、目を細めたのは深堀圭一郎だ。先週のマイナビABCチャンピオンシップで予選2日間、同組で回って実感した。「しかも人を和ませる雰囲気を持っていて、本当に良い選手」とベタ褒めだ。

「石川くんはいつもドライバーが話題になるけれど、実はアプローチとパターがすごく良くなってるんです」と証言するのは選手会長の宮本勝昌だ。日本オープンのような我慢比べで堂々2位につけたかと思えば、すぐ翌週のブリヂストンオープンのようなバーディ合戦にも乗り遅れることなく結果を残した。

コースによってまったく異なるセッティングにも難なく対応してみせるあたり・・・。「大物になるのも近い」と宮本はニラむが、大御所の青木功やジャンボ尾崎にしてみれば「あの子は初めから良いものを持っている」。それもごもっともな意見で、改めて17歳の潜在能力にみな目を見張るばかりなのである。

秘訣はやはり素直さだろう。
人の意見に真摯に耳を傾け、良いと感じたものは何でも吸収してしまう柔軟さがある。そしてそれは、先輩プロのアドバイスだけに留まらない。石川にとっては、トーナメントの本戦前日に行われるプロアマ戦ですら「勉強の場」である。まず、アマチュアの方にレッスンするだけでも「自分のためになる」という。たとえば高速グリーンに手こずるお客さんに、「カップの手前1メートルで止めるように」とアドバイス。それがハマるや、本人も即座に本戦で応用し、「頭で思っていることを口にすることで、実際は自分に言い聞かせている部分もあるのでは」と、分析してみせるのだ。

精神面における、プロアマ戦の効果もあげた。毎週、お相手するアマチュアのみなさんは、各企業のトップを張る方々だ。普通の高校生なら出会えるはずもない方々と、たとえ1日でも時間を共にしてその中で貴重な話しを聞かせてもらうことは、これ以上ない社会勉強になる。

「これまでご自身が体験されてきたことを話してくださるのですが、それがお一人お一人みなさん違っていて、とっても為になるんです」と、石川はいう。連戦にも関わらず「だからプロアマ戦は、出来るだけ出場したいんです」とは、なんとも優等生・・・!! さらりと、しかも本気でそう言ってしまえるあたりも、今の人気の源といえそうだ。

男子ツアーのギャラリー数が、軒並みアップしているのも石川の影響であることは間違いない。中には「こんなたくさんのお客さんの中でプレーできるのはプロとして本当に幸せなこと。遼くんに感謝したい」と、17歳に向かって真摯に頭を垂れる選手もいて、その波及効果は絶大だ。

同時に「遼くんに、すべて背負わせてはいけない」と、選手それぞれに自覚も出てきている。心の奥底には「負けられない」という意地もあるだろう。それがまた活性化につながっていく。石川はまさに名実ともに、ゴルフ界の宝なのである。

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