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プロがキャディで夫人が選手!ワイヴコンペ開催

千葉県佐倉市の麻倉ゴルフ倶楽部で開催されている「ザ・レジェンドチャリティプロアマトーナメント」の初日。全選手がホールアウトした午後4時過ぎから、日本初のイベントが行われた。この日試合に出ていたプロ選手たちがキャディになり、それぞれの夫人が選手として戦うコンペが実施された。

出場したのは青木功&チエさん、倉本昌弘&京子さん、尾崎直道&世志江さん、加瀬秀樹&文子さん、横田真一&夕子さん、谷原秀人&絢香さんの6チーム。3ホールマッチのストローク戦で、1ホール1回は代打としてプロが打てる特別ルールとなった。

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ところが、今大会の実行委員でもある青木は自らの代打要因に松山英樹を指名。松山の活躍も見られたが、勝利を掴んだのは倉本夫妻だった。ボギー、ボギー、パーと3ホールを2オーバーで切り抜ける圧勝となった。

「この日のために練習もしたし岡本綾子さんにもレッスンしてもらったので、優勝できて嬉しい」と話す京子さん。じつは京子さん、岡本が米ツアーに参戦していたときにキャディをすることもあるほど岡本とはつながりが深く、昨年倉本が欧州シニアツアーで優勝した際もキャディを務めた。ご夫人6人の中で最もゴルフに精通している。

キャディを担当したプロたちは、ポンチョを着る本格的なスタイル。「初めて着たよ」というプロがほとんどで、「キャディをするのも初めて」とは、優勝を果たした倉本。「あ、でも、いつもキャディをしているようなもんだ(笑)。ラウンドするときは面倒ばっかり見ているからね」と笑顔。

初めての試みとあって、和気藹々と笑いのたえないコンペとなった。「アメリカでは、こういうイベントも盛んなので、来年はディフェンディングチャンピオンとして出場します」と倉本夫妻は仲良く会場を後にした。(千葉県佐倉市/本橋英治)

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