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「誰か写真ください」 鈴木愛が憧れの宮里藍さん冠大会でV

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日(16日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6511yd(パー72)

4月から左足首痛を抱える中、28ホールを走り切った。鈴木愛が通算12アンダーとし、3月「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」に続く今季2勝目を挙げた。

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第3ラウンドの前半9番、暫定首位からプレーを再開。最終ラウンドの後半15番(パー4)では4m、17番(パー5)では3.5mを沈めてともにバーディを奪った。「今週はパッティングがよかった。こんなにいいときはなかなかないぐらい。最後の9ホールは、この緊張感の中でもいいパットが多かった」と振り返った。

憧れの人の冠大会で頂点に立った。「小学5年のとき、妹(花奈さん)が宮里藍さんを見て『ゴルフをやりたい』と。私は遊びだけでプロになりたいとは思わなかったけど…」。それでも2004年の「サントリーレディス」で宮里藍さんが優勝する姿をテレビで見て、ゴルフの魅力にはまった。

鳥取・倉吉北高を経て、2013年にプロ転向。17年には賞金女王にも輝くなど、日本女子ゴルフ界の主役となった。念願だった宮里さんとの記念撮影に「うれしかったです。誰か写真ください」と笑った。

今大会のプロアマ戦表彰式では小林浩美会長から「笑顔でプレーしなさい」と言葉をかけられた。「やろうと思ってできる週とできない週があるけど、今週は笑顔でプレーできたので、それはよかった」。賞金ランキングは4位に浮上。2年ぶり2度目の賞金女王へ笑顔で突き進む。(神戸市北区/玉木充)

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2019年 宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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