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痛恨ダブルボギーの2位ペ・ソンウ「最善を尽くした」

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(12日)◇茨城GC東コース◇6560yd(パー72)

一騎打ちとなった最終日。渋野日向子と並び首位から出たペ・ソンウ(韓国)が4バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「72」でプレー。通算11アンダーと伸ばせず、首位の渋野に1打届かず。2位で4日間を終えた。

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3番でピン左4mを沈めバーディとしリードした。7番の2打目をミスしボールはギャラリーの中へ。ボギーとし再び並んだ。9番(パー5)で3打目をグリーン左のラフから10㎝にピタリとつけ一つ伸ばしたが、8番9番を連続バーディとした渋野に1打リードされた。「渋野さんのプレーがいい方向にいっていたので、自分のプレーに集中した」。

再び1打リードし迎えた、左ドッグレッグの14番で林越えを狙ったが、ボールは林の中へ。2打目は出すだけでボギーをたたき並ばれた。

「きょうのポイント」と振り返る、2打目地点の前に大木が立ちはだかる名物ホールの16番。左足下がりの2打目を21度のユーティリティで振りぬき「フックをかけようと思ったがプッシュアウトしてしまった」と右の林の中へ入れた。木の上を狙った3打目は枝に阻まれバンカーへ。「ボギーで上がろうと最善を尽くした」がダブルボギーとし2打差になった。

今季から日本ツアーに参戦。昨年の韓国ツアーで賞金ランキング2位になった25歳は、最後まであきらめることはなかった。最終18番(パー5)で10mを沈め、意地のバーディ。最後まで渋野にプレッシャーを与え続けたが、メジャーでの日本ツアー初優勝はならなかった。

目の前で優勝カップを手にした20歳の渋野について「とてもうまい選手でした」。それ以上の言葉は出てこなかった。唇をかみしめクラブハウスを後にした。(茨城県つくばみらい市/柴田雄平)

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