沖縄美女と方言ゴルフ/ソーキそばをクワッチーサビラ
2019年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ
期間:05/09〜05/12 場所:茨城GC東コース(茨城)
新垣比菜「幸せいっぱい」宮里藍さんと思いがけないプロアマ戦競演
◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 事前(8日)◇茨城GC東コース◇6560yd(パー72)
沖縄出身の20歳、新垣比菜が、2017年シーズン限りで現役を退いた同郷の大先輩、宮里藍さんとプロアマ戦を同組でプレーした。上田桃子が体調不良で欠場したため、急きょ新垣が出場する幸運に恵まれた形だ。
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同組でのラウンドは、新垣が当時アマチュアで挑んだ2017年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(46位)の予選ラウンド以来。6年ぶりに地元参戦を果たした宮里と、同じく沖縄県出身の諸見里しのぶとの競演だった。引退から約1年というブランクを感じさせない藍さんのプレーに新垣は「ドライバーが全然曲がらないし、すごかったです」と舌を巻いた。
ラウンド中は、プレー中の栄養補給はナッツがいいとすすめられ、「お腹がすいてから食べるのでは遅いから、3ホールに1回くらいのペースで食べるように」とアドバイスをもらったという。思いがけない同郷のスターとの一日に「なんかもう幸せいっぱいです」と笑顔を見せた。
一方、藍さんも「すごく楽しかったですね。比菜ちゃんがプロになってからは初めてだと思うんですけど、すごく安定したゴルフをしていたし、『プロになってすごく楽しい』と言っていたので、それが聞けて何よりです」と13歳年下の後輩の成長に目尻を下げた。
あす開幕する本戦について「若手の活躍も、もちろん楽しみにしていますし、ジョージア・ホールもすごく気になっていて、彼女が日本のゴルフ場でどんなプレーをするのか」とイングランドの23歳に興味を示す。
ジュニアレッスン会など藍さんが参加するイベントも企画されている。「年々やれることも増えてきて、自分の居場所があるのですごくありがたい」。ツアー通算15勝のレジェンドが、選手とともに大会を盛り上げる。(茨城県つくばみらい市/柴田雄平)