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大西葵とイ・ソルラ 初優勝を目指すふたり

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 2日目(20日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6428yd(パー72)

ジリジリと照りつける強い陽射しに、気の早い蝉も鳴き始めた大会2日目。この日、最終組で回った大西葵イ・ソルラ(韓国)が、ともに2つスコアを伸ばして通算6アンダーで首位に並んだ。

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「結構1Wショットが曲がって、2、3回は林の中に入ったけど、ぜんぶ前が開いていて運がよかった」と大西はいう。だが、もちろん運だけでは首位に立てない。後半17番は左ラフから、木の間を6Iの低いドローボールで抜いてグリーンに載せてパーセーブ。続く18番(パー5)は、ガードバンカーから1mにピタリとつけて、バーディで締めくくった。

懸案のパッティングも、「緊張する場面はあったけど、よかった」と手は動いている。「あすも大丈夫だと思います」と、2015年の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」以来、自身2度目の最終日最終組にも前向きだ。ここ数年の成績は関係ない。「ここまで来たら優勝したい」と、あすの18ホールに集中した。

一方、今季から日本ツアーに参戦するイも、堅実なプレーを続けている。18番(パー5)は、「左足下がりで、ライもあまり良くなかった」と、グリーンエッジまで190ydのフェアウェイから、池の手前に刻んでパーセーブ。「上位にいられるだけで、ありがたい。あすもスコアに関係なく、自分のプレーができたらいい」と、マイペースを貫くつもりだ。

一昨年に韓国下部ツアーで1勝を挙げて賞金女王となり、昨年は中国ツアーで1勝した。来年以降も日本ツアーでプレーすることを望んでおり、今年からは、イ・ボミ(韓国)と同じチョ・ボムス氏に師事している。優勝だけでなく、シード獲得に向けても、あすは大事な最終日となるだろう。

ツアー初優勝を目指すふたりとともに、最終組に入ったのは09年、03年の大会覇者でツアー通算22勝を誇る李知姫(韓国)だ。「今週に入ってからショットがいいので、この状態を続けて優勝争いに加わりたい」と、40歳のベテランも簡単に今季初Vを譲る気はない。(熊本県菊陽町/今岡涼太)

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