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堀越高出身の廣田真優 目指すは憧れの人と最終日最終組

◇国内女子◇スタジオアリス女子オープン初日(12日)◇花屋敷GCよかわコース(兵庫県)◇6316yd(パー72)

昨年プロテスト合格組の19歳、廣田真優が4バーディ、2ボギーの「70」で回り、首位と2打差の5位タイと好スタートを切った。この日初のレギュラーツアー参戦となったが「ステップ(下部ツアー)よりもお客さんが多くて、たくさん声援をもらってリラックスできたし、励みになって楽しく回れた」と振り返った。

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インから出て10番(パー5)でバーディ先行、18番をボギーとしたが、後半4番で4mを沈め、5番(パー5)では3打目を1.5mにつけ2連続バーディを奪った。7番(パー3)をボギーとし、続く8番では「ラインを悩んだがキャディさんの言う通りに打った」とピンの左横から7mを決めた。

「全然ショットが良くなくて」と18ホール中8ホールとパーオン率こそ低迷したが、「キャディさんとの相性もすごくよくて、ラインを結構教えてくれてその通り打てたので」とグリーン上でハウスキャディに助けられパット数を「22」に抑えた。

東京都出身。堀越高等学校3年時、申ジエがジュニア育成を目的に開催する「スリーボンド ジュニアトーナメント2018」で優勝して以来、「ファンに対する心配りや精度の高いプレーが素晴らしいと思います」と申の背中を追いかけている。

あすは最終組を回る申の一つ前でプレーすることになり「同じ舞台じゃないですけど、少し近づけたのでうれしい」と笑顔を見せる。「もっと上に行けば申ジエさんと一緒に回れる。それを目標に頑張りたい」。目指すは最終日最終組での競演だ。(兵庫県三木市/柴田雄平)

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