万全でなくても、アン・ソンジュはこの日ベストタイになる「69」で回った

◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 3日目（6日）◇葛城ゴルフ倶楽部山名コース(静岡県)◇6564yd(パー72)

昨季賞金女王のアン・ソンジュ（韓国）が、頸椎（けいつい）ヘルニアの治療で次週「スタジオアリス女子オープン」から2試合連続で欠場し、韓国で内視鏡の手術を受ける可能性があると明かした。

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アンは、2015年4月ごろに頸椎ヘルニアを発症した。患部をケアしながらも、プレーを続けてきたが、「気にしないようにはしている。ただ、体の調子がどうなるか朝起きないとわからない」。

今季は3戦目「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」の第2ラウンド途中で、首痛により途中棄権した。「痛みが出るかどうか、不安をのぞくために手術をする」と現時点で、復帰は4月26日開幕の「フジサンケイレディスクラシック」（静岡・川奈ホテルゴルフコース 富士コース）を予定する。

今季初の60台になる「69」で回り、後続に3打差をつける通算4アンダーの首位に立ち、永久シードに王手をかけるツアー通算29勝目に迫った。「痛くならないように神様に祈るしかない。自分の体もゴルフも100％ではない。神様が自分の手をあげてくれるように自分がやれることを頑張りたい」と述べた。