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ツアールーキーの最終日最終組 上田桃子が感じる若手のいま

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 2日目(30日)◇UMKCC(宮崎県)◇6525yd(パー72)

最終日最終組には河本結(20)、臼井麗香(20)、脇元華(21)と昨年プロテストに合格し、初優勝を目指すツアールーキーたちが入った。首位と6打差の通算7アンダー6位タイにつけた通算14勝の上田桃子(32)は、若手の活躍に「良い意味で、緊張しない子が多い印象」と述べた。

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2007年に21歳と史上最年少で賞金女王になった上田は「(ジュニア時代での)経験が違う」という。現在アマチュアが主催者推薦で、大会に出場することも多い。今季のシード選手50人の平均年齢は26.4歳で記録が残る2001年以降では過去最年少と、若返りが目立つ。「私たちのアマチュア時代よりも、ツアーに何度も出ている。(試合の雰囲気にも)慣れている。そこは違う」と語る。

自身がツアー初優勝した2007年「ライフカードレディスゴルフトーナメント」は、20歳のときだ。トップ10入りを11回果たした06年に上位争いを経験し、優勝への緊張はなかったが、ツアー会場は先輩ばかりだった。「わたしのようなベテランが多かった」。オフには小祝さくら(20)らと合宿をともにし、多くの後輩に慕われる立場になった。「むこうは、感じているかもしれないけど」と苦笑いしながら、「わたしはあんまり年の差を感じていないから、緊張感は昔とちょっと違うと思う」。

若手の活躍は歓迎するが、簡単に負けるつもりもない。最終日は、風が強まる予報だ。「前半にプレッシャーをかけられれば、面白い。自分はスコアを1ホールずつ作っていくだけ。チャンスはあるし、嫌だなと思わせられれば良い」。2週連続優勝を目指すベテランには、経験も意地もある。(宮崎県宮崎市/林洋平)

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