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勝みなみは試しにピンを「挿したまま」4連続バーディ

◇国内女子◇ヨコハマタイヤPRGRレディス 初日(15日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

ツアー2勝の勝みなみが6バーディ、3ボギーの「69」でプレー。首位に2打差の3アンダー5位で初日を終え、「ドライバーが1回しかフェアウェイを外さなかったんですよ。それがアンダーでまわれた要因かな」と好発進の理由を挙げた。

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それでも序盤はパットに苦しみ、前半4番でボギーを先行。キャディの「試しに挿したまま打ってみたら?」という一言で流れが変わった。直後の5番(パー3)でピンを抜かないスタイルに変更すると、4mのバーディパットが決まり「あ、いいじゃん」。以降もピンを挿したまま6番でも4m、7番(パー5)と8番では3mを次々と沈め4連続バーディとした。

今年から施行された、グリーン上でパットしたボールがピンに当たっても無罰になる新ルール。ピンを挿しても挿さなくても「イメージはあまり変わらない」とストローク時の影響はない。オフにもピンを挿しての練習は行ってこなかったが、「ジュニア時代にひとりで回る時に、よく挿したままやっていたので慣れている」という。「気持ちに変化が出ると思った。試してよかった」と、軽い気持ちで行った気分転換が功を奏した。

一方で「風が強いとパタパタと音がするのが気になる。あすは風が強い予報なので抜くことが多いと思う」とスタイルは定着させず、臨機応変に変えていく構えだ。

「途中苦しんだ場面もあったんですけど割と楽しく回れていたので、あすも楽しく粘り強いゴルフができればいいなと思います」と、20歳の元気印はきょうも笑顔でいっぱいだった。(高知県香南市/柴田雄平)

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2019年 ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ



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