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プロアマ「棄権」で出場不可に 新垣比菜は1度きりの“猶予”適用

◇国内女子◇ヨコハマタイヤPRGRレディス◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

国内女子ツアーは今季からトーナメント規定が改定され、プロアマ戦を途中棄権した選手はその大会の本戦に出場できなくなった。

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これまでは、ティオフしない「欠場」に限って本戦に出場できなかったが、1打でもプレーすれば「棄権」扱いとなり、出場できた。今季からは「棄権」も「欠場」と同様、出場できなくなった。

ただし、不測の事態に備えてシーズンを通じて1回に限り、プロアマ戦を欠場または棄権しても、本戦に出場できる措置も導入された。今週は開幕前日の14日(木)、2019年シーズン初めてのプロアマ戦(前週の開幕戦は雨天中止)が行われ、新垣比菜が首痛を理由に欠場。さっそく1度きりの“猶予”を使う形で、15日からの本戦に出場した。

選手を取りまとめるプレーヤーズ委員長を務める有村智恵は14日、ひとりの選手として「昨年(プロアマを)棄権したことは1度もなかったですけど、ちょっと辛いなとは思います」と本音をこぼした。「急に体調が悪くなることもあるし、ケガをしているときなんかも、無理をしない程度に治療しながら調整していって、何とか試合にだけは出たいという気持ちも強いので」と打ち明けた。

一方で、プレーヤーズ委員長の立場としては「プロアマ戦はお客様(ゲスト)がどう思うのかが一番、大事になると思います。お客様に誠意を持って接することができているのであれば、(棄権や欠場は)やむを得ないときは大目に見てほしいと思う部分があるのは事実。しかし、それがあからさまにお客様を不快にさせるのであれば、罰は必要かなと思う」との見解を示した。(高知県香南市/柴田雄平)

トーナメント規定の主な改訂点

・複数年シードの開始年を翌年より10年間が過ぎるまで任意で決められる(2019年度の権利獲得者より適用)。

・前年度欠場競技の出場義務(2年連続欠場不可)が、賞金シード選手だけでなく前年度優勝シード選手にも発生。

・大会規定ホール数の終了を目的としたセカンドカット規定を新設。セカンドカットされた選手にはその時の順位により賞金配分が行われる。人数は最少30位タイまで。

・下部ステップアップツアー賞金ランキング1位に付与されていた「翌年度のレギュラーツアー前半出場権」が同ランク2位まで対象に。

・「LPGAツアー選手権リコーカップ」の賞金ランキングによる出場資格が上位25位から30位までに変更。ロレックスランキングによる出場資格についても、同じく上位25位から30位までに改められた。

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2019年 ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ



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