LPGAツアー選手権リコーカップ 3日目 スコア
2018年 LPGAツアー選手権リコーカップ
期間:11/22〜11/25 場所:宮崎CC(宮崎)
チャレンジャー勝みなみが見据えるメジャー初制覇
◇国内女子メジャー第4戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 3日目(24日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6471yd(パー72)
勝みなみが2週連続優勝、メジャー初制覇に望みをつないだ。後半に2ボギー(前半3バーディ)をたたいたが「71」。今季平均パット数1位(28.3366/1ラウンド)のグリーン上で粘った。首位と3打差の通算7アンダーで、日本人最上位になる2位タイにつけ「(後半)落としたけど、結構パーセーブをした。あすにつながった」。
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スランプから脱しつつある1Wは「一度曲げると、考えすぎてしまう。気持ちの面」と後半は安定性を欠いた。ただ、癖のある高麗芝でより強みを生かした。7番でカラーからの8mを決めるなど、2連続バーディにつなげた。ボギー直後の後半13番(パー5)では4mを読み切り、パーを拾った。出場29人中、3日間唯一30パット以上を要さず、「きょうも1ホール以外、パットは本当に良かった」と言い切った。
4年ぶり2度目の出場。出場人数が限られる今大会を目標にしてきた。プロ初優勝した前週「大王製紙エリエールレディスオープン」では2日目終了後に「やっぱりリコーに出たいから頑張る」と母・久美さんに告げ、7打差を決勝ラウンド2日間で逆転した。「今回は出られたことが嬉しくて、優勝とかは正直意識していなかった。その中で、上位で最終日を迎えられたことは本当に幸せ」と自然体を貫く。
賞金女王アン・ソンジュ(韓国)と2サムで最終組の一つ前からスタートする最終日。「アンさんは最終日に素晴らしいプレーをされる。ショットを修正して、1打1打を大切にしたい。経験を積める。あしたはチャレンジャー」と普段通りの笑顔で話した。(宮崎県宮崎市/林洋平)