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公式戦年間3勝で7年シード 申ジエのメジャーでの心構え

◇国内女子メジャー第4戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 3日目(24日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6471yd(パー72)

申ジエ(韓国)が首位と3打差の通算7アンダー2位タイにつけた。前半に失速したが、折り返し前の9番(パー5)以降で4バーディを奪った。「ショットのタイミングが良くなった。あすへの期待は大きい」。ツアー初となる公式戦年間3勝へ自信を見せた。

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悪い流れを断ち切る、強い精神力がある。前半7番、グリーン周りのラフから左足下がりのロブショットを狙った第3打。ウェッジは長いラフに乗った状態のボールの下を通過し、ボールはわずかに動いただけ。「難しかった。しかも次はラフにボールが埋まってしまった」。第4打は、グリーンをオーバーさせ、ダブルボギーをたたいた。

「あそこからダボにおさえたのはナイスだったと思う。ただ次のボギーが残念」。一度は上位争いから脱落しかけたが、9番をバーディとした。「できることをすれば、(嫌な)流れはいつか止まる。チャンスで確実に獲れて良かった」。4つすべてのパー5でバーディを奪い、「それがきょう一番良かったところですね」とうなずいた。

年間4試合ある公式戦は今季「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」(5月)と「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」(9月)を制した。難しいセッティングになればなるほど、確かな技術と精神力が求められる。

元世界ランク1位は「コース内ではときに自分を励ますことも大事。メジャーのセッティングは難しいことが多くて、風も自分でコントロールできない。最善を尽くして打っても、不運は起きるスポーツだから。ショットの引き出しは確かに必要。ただ、最後は自分との戦いなんだと思う」と心構えを語った。

公式戦は優勝で3年シードが付与され、年間2勝は5年、3勝すれば7年の長期シードが与えられる。アン・ソンジュ(同)に賞金女王のタイトルこそ譲ったが、「頑張った先に結果がついてくると信じている。歴史の中に名前を残せたら、それは光栄なこと」とにこやかに言った。(宮崎県宮崎市/林洋平)

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