権藤可恋 プロフィール
2018年 富士通レディース
期間:10/12〜10/14 場所:東急セブンハンドレッドC 西コース(千葉)
逆転で「TOTO」出場権を 権藤可恋が自己最高の2位発進
◇国内女子◇富士通レディース 初日(12日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6675yd(パー72)
23歳の権藤可恋(ごんどう・かれん)は5バーディ、1ボギーの「68」でプレー。首位と1打差の4アンダーとし、自己最高の2位タイ発進を切った。
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後半の16番(パー5)でボギーをたたくも、続く17番ホール(パー3)で5mを入れてバウンスバックした。「ショットのフィーリングは良くなかったけど、ピンチをしのげた」と粘り強く戦った。
10歳からゴルフを始め、福岡第一高2年時には「全国高校ゴルフ選手権」を制した。開幕前日11日の誕生日を前に、ジュニア時代からしのぎを削ってきた同級生の柏原明日架、永峰咲希、堀琴音、安田彩乃、木村彩子にお祝いをしてもらったという。「途中でケーキが出てきました」と粋なサプライズに笑みがこぼれた。
賞金ランキングは36位(約2500万円)につけ、初シードをほぼ手中としたが、「3000万円に近づくまでは安心できない」と慎重だ。前週の「スタンレーレディス」では83位で7月下旬以来の予選落ちを喫し、「力が入りすぎた」と反省。「残りの試合もしっかりやって、稼ぎたい」と話した。
今大会終了後の賞金ランク35位までには、米ツアーも兼ねた11月開催「TOTOジャパンクラシック」(滋賀県・瀬田ゴルフコース北コース)の出場権が付与される。「(出るための)細かな計算はしていない。狙う、というよりも出場できるとなってもいいように準備をしたい」。それでも約300万円差で1ランク上にいる藤本麻子を抜き、「出たい」との本音もこぼれた。(千葉市緑区/石井操)