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地元でアマチュア最終戦 ステップVの18歳・平塚新夢

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目(22日)◇利府GC (宮城)◇6534yd(パー72)

最終18番のバーディパットは下り約4m。入れば予選通過圏内に滑り込めたが、「ちょっと右を抜けちゃって…」とアマチュアの平塚新夢(ひらつか・あむ、18歳)は悔しがった。このホールをパーとして通算3オーバーでホールアウト。日没サスペンデッドで51人がホールアウトできていないが、暫定55位に「たぶん、(予選通過は)ないと思います」と口を結んだ。

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昨年の下部ステップアップツアー「静ヒルズレディース 森ビルカップ」で、史上5人目のアマチュア優勝を達成した。出身は宮城県石巻市。今大会は小6のときからアマチュア予選会に挑戦し、今年初めて3人のプレーオフを制して出場権を手に入れた。

「プレーオフの人たちの分も頑張ってきてって言ってくれて…。あと1個(バーディを)獲らなくちゃと思いながら、ずっとパーで獲れなかった。気持ちよく終わりたかったけど、最後まで一生懸命やれたので、しょうがないです」。悔しさと充実感が混ざりあった、苦笑いで振り返った。

大きなバックスイングから振り抜く、豪快なショットが持ち味だ。子供の頃から回り慣れているコースだが、トーナメントでのラウンドは初。「グリーン上もすごく難しく感じるし、ラフに入っただけで、フェアウェイとは全然違う。ショットの正確性とか、パターの感覚とか、すごく大事だと思った」と、プロのシビアさを体感した。

今年のプロテストは1次予選を通過したが、2次予選前に偏頭痛に見舞われて出場を取りやめた。だが8月に行われたQT(予選会)のファーストステージは、堂々1位で突破している。この試合がアマチュアとしては最後の出場になる予定。「常に上位にいられるようなプロになりたい」と、将来に想いを馳せた。(宮城県利府町/今岡涼太)

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2018年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン



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