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女子ゴルフの観客14%の大幅減 要因は猛暑?それとも…

2018/08/31 11:59

2018年の国内女子ツアーは38試合中、25戦が終了し秋の陣に突入する。日本ゴルフトーナメント振興協会のまとめによると、これまでの観客動員数は前年の同時期に比べて5万9182人少ない35万1077人で、約14%の大幅減となっている。要因として何が考えられるだろうか?

賞金女王の鈴木愛が6月までに4勝し、最速(11試合)で1億円に到達した。しかし、7月の「ニッポンハムレディス」以来、右手首痛のため欠場が続く。また、2015、16年の女王イ・ボミ(韓国)は賞金ランキング91位に沈み、優勝争いを演じられていない。

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減少幅は6月の「サントリーレディス」(1万6175人減)、3月の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(8244人減)、5月の公式戦「ワールドレディスサロンパスカップ」(7380人減)の順に大きい。これらの試合に共通するのは、昨季は引退した宮里藍さんが出場していた点だ。

昨季は“セクシークイーン”ことアン・シネ(韓国)が初登場し、ギャラリーの視線を釘付けにしたシーズンでもあった。

日本女子プロゴルフ協会は、観客の減少について「3月に2試合(ダイキンオーキッドレディス3日目、Tポイントレディス初日)が天候のために中止となったことが大きい」と分析する。7月以降の8試合中、6試合で減少に転じており、記録的な猛暑の影響も大きそうだ。

一方で、関東の最終日のテレビ視聴率(ビデオリサーチ調べ)を比較すると、放映があった23試合中、17試合で上昇した。千葉出身の成田美寿々がプレーオフの末、有村智恵を破った「サントリーレディス」では今季最高となる平均7.6%を記録した。宮里さんの国内最終戦だった昨年は5.4%で、観客数とは逆に大幅な伸びとなった。

7月以降では8試合のうち5試合で増えており、暑さで外出を控えたファンが自宅から声をからしていたことが推測できそうだ。(編集部・玉木充)

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